山口200か547

 山口200か547

山口200か547はいわくにバスの日野セレガPKG-RU1ESAA改で2006年式です。

岩国市交通局時代からの車両で、いわくにバスに引き継がれました。

やはりスーパーハイデッカーであること、車いすリフト仕様であることが目を引きますが、現在リフトは撤去されているようで、車いす利用はできません。

ではなぜ中古車でもないのに都市間高速バスでリフト付きスーパーハイデッカーなんか導入しているんだという話になるのですが、実はこの車両は当初は貸切車だったのです。

デビュー時は、車両をぐるっと回ると春夏秋冬の錦帯橋のイラストを見ることのできるラッピングをしていました。推測ですが導入時からラッピングしていると思うので、ラッピングの下の塗装は真っ白だったのでしょう。その後、ラッピングをそのままに高速バスに転用。ピラー、行灯周り、後部窓までラッピングされた何とも美しいボディでしたが、事故を起こした際の復旧時にラッピング解除、現在のいわくにバス自社導入高速車カラーに塗装変更され、前面以外にLED方向幕が取り付けられました。いわくにバスでは元貸切車を高速車として使用することが多いので逆にあまり違和感はないですが、都市間高速バスをリフト仕様の車両で運行しているのはなかなかすごいことだと思います。まああくまで見た目がリフト仕様なだけで、リフト利用はできないのですがね。

リフト仕様なのは見た目だけで、スーパーハイデッカーの高速車も結構いる事業者なので、会社としてのくくりで見た場合は割と平凡な車両に見えますが、車内はテーブルや天井格納式テレビ(現在展開可能かは不明)など貸切車時代の名残を感じることができます。乗ってみなければわからないことも結構ありますね。

客席最前部の窓の開閉機能を側面幕で物理的に封印しているようです。
いわくにバス日の出町車庫にて。運行後給油中の姿です。
リア。後部幕は後付けです。

車庫内で撮影。
座席。
コックピット。
行灯。
テレビモニター。
もう一つの貸切車時代の名残であるテーブルは現役で、普通に使用することができる。映像は最前列のテーブルの展開の様子。
いわくにバスの醍醐味、ウインカーチャイム。



























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